記事 005
お願いするタイミングが遅かった
ある晩,彼女に,立ったまま口でしてほしいと頼んだ。顔がよく見えるので,この姿勢が好きだった。
ただ,見ているとすぐにいきそうになる。いつもはこらえるのだが,その日は途中で気が変わり,ぎりぎりになってから聞いてしまった。
「 このままイッていい? 」
彼女は驚いた顔をして,口を離した。その瞬間にいってしまい,口元を汚してしまった。聞いたものの,返事を待てていなかった。
そのあと,自分が立ったまま息を整えていると,彼女は再び口でしてくれた。途中でやめたことを気にしたのかもしれないが,そこは聞いていない。
もう一度,という気にもなったものの,いった直後なので刺激に耐えられず,つい腰が引ける。結局,一分もしないうちにやめてもらった。
すると,彼女が半分笑いながら言った。
「 自分だけ気持ちよくなってズルイじゃん 」
こちらからお願いしておいて,今度はやめてほしいと言う。そう言われると,返す言葉がなかった。